ゲンチアナバイオレットについて

弊社、マーカーペンは大山氏液の処方に準じて作成しております。
その一部成分であるゲンチアナバイオレット（クリスタルバイオレット）について、2019年カナダ保健省が動物実験でその発がん性を認定しました。
日本国内では、消化器内視鏡学会や日本外科学会から、使用に関する注意喚起がされております。

弊社マーカーペンにつきましては、シェルへのマーキングで使用されている場合は問題ありませんが、皮膚に直接マーキングされる場合は、弊社マーカーペンに代わる製品・方法があればそちらを用いてください。
代替品・代替法がない場合は、患者の利益が不利益を上回ると判断される場合においてのみ、施行医及び施設の責任のもとで使用し、必要最小限にとどめていただきますようお願い致します。

参考サイト

• カナダ保健省
  Health Canada warns Canadians of potential cancer risk associated with gentian violet
• 日本消化器内視鏡学会
  消化器内視鏡検査におけるクリスタルバイオレットの使用に関する学会声明
• 日本外科学会
  「クリスタルバイオレット」の使用について